曳馬町

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 曳馬町は町村制施行によって上島・一本杉・早出・細島新田・十軒新田・島之郷・高林・助信・新津・茄子一色・船越一色・野口・八幡・下池川・上池川・中沢の十六か村を大字として自治村となり曳馬下村と称したが、明治二十四年六月十一日曳馬村と改称した。大正五年五月一日大字高林の一部(戸数五、人口三〇)・野口(戸数一七一、人口一〇二六)・八幡(戸数一四、人口八四)・下池川(戸数六七、人口四〇二)・船越一色(戸数九三、人口五五八)・中沢(戸数八七、人口五二二)・上池川(戸数七、人口四二)が浜松市へ編入された。その後昭和九年二月十一日に町制をしき曳馬町となったが、十一年二月十一日には残る全町(高林・上島・一本杉・早出・細島新田・十軒新田・島之郷・助信・新津・茄子一色)が浜松市へ編入され、曳馬町の名称はなくなった。