氷砂糖

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 氷砂糖(前述、第三章第三節第三項)も明治四十四年に比し大正九年には生産額は五・九倍となり全国一位を占め、糖蜜とともに国内のみでなく中国へも輸出されるようになった。なお、明治時代に創立された氷糖商会と中村氷糖合資会社は大正七年合併して大日本氷糖株式会社となったが、十三年六月に再び分立して旭日氷糖株式会社(砂山町、社長堀内勝治郎)・中村氷糖株式会社(常盤町、社長松島保平)となった。