目次
/
第四章 市制の施行と進む近代化
/
第二節 近代産業の発達
/
第二項 工業
/
大正期の工業
菓子製造
392 ~ 392 / 729ページ
菓子の製造は、大正六年に比して十四年には生産高五十八万六千円と十二・三倍に急増している。【三立製菓】これは大正十年十月の三立製菓株式会社(東田町、社長松島保平)の創立に負うところが大きい。金平糖(こんぺいとう)・ビスケット等を製造して昭和に入って金平糖の生産は全国一位となり、これらの製品は国内だけでなく、台湾・朝鮮・中国等に輸出された。