目次
/
第四章 市制の施行と進む近代化
/
第二節 近代産業の発達
/
第二項 工業
/
昭和期の工業
遠州鉄工機械工業組合
394 ~ 394 / 729ページ
この間、昭和十二年四月には日笠浅松・西川熊三郎・渥美浅太郎・加藤幸太郎を発起人として工業組合法に基づく遠州鉄工機械工業組合(理事長森口淳三、事務所板屋町二二一番地、組合員数三二七)が設立され、戦時体制下に入ると鉄鋼資材の窮迫下、その生産調整の役割を果たすことになった。そののち鋳造業者・溶接業者等は、それぞれ分離して昭和十四年静岡県鋳物工業組合・静岡県溶接工業組合を設立している(『遠州機械金属工業発展史』)。