目次
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第四章 市制の施行と進む近代化
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第二節 近代産業の発達
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第三項 遠州織物
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織機製造工業の勃興
鈴政式
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鈴木政次郎は浜松板屋で足踏機を製作していたが、大正九年鈴政式織機株式会社を創立。そののち阪本久五郎(明治十五年奈良県北葛城郡当麻村生)を招き、砂山町に移して遠州織機株式会社と改名した。阪本の開発した管替式自動織機は中国や朝鮮へも輸出された。現在の遠州製作株式会社の前身である(大正十三年職工数一九五名。遠州製作株式会社『五十年史』)。