目次
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第四章 市制の施行と進む近代化
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第三節 社会運動
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第二項 労働運動と小作争議
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三・一五事件と四・一六事件
検挙
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しかし当局の弾圧はそれだけではすまず、同年六月治安維持法が改正されると翌年四月には、共産党員の第二次大検挙を行なった。この時浜松では十五、六名逮捕され、当時浜松合同労組の執行委員で日本共産党静岡県支部幹部であった増田可一郎と山崎光雄・鈴木善一が起訴され、実刑を受けた(佐藤清『解放運動の曙』)。