駅南北交通円滑化 地下道 平田跨線橋

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 ついで起ってきたのが、駅の南北の交通円滑化問題である。駅南地域の発展にともない東海道線踏切は南北交通を阻害するものとして、かねてからこれを問題化していた南部住民から、このころになると①南北交通の円滑化、②浜松駅南口停車場(南口駅)開設と貨物積卸場設置の声が急に高まってきた。【八幡地 北寺島】その結果、①については大正十一年三月にいたり砂山町と鍛冶町間(八幡地踏切)、北寺島町と松江町間の南北を結ぶ二本の地下道の実現となった。しかし排水不良のため大雨のさいは水浸しになる不便もあり、昭和三年には平田に新しく跨線橋がつくられた。