目次
/
第四章 市制の施行と進む近代化
/
第四節 交通の発達
/
第二項 近郊民営鉄道の発達
/
計画から実現へ
遠信鉄道
490 ~ 490 / 729ページ
①遠信鉄道 遠州と信州とを結ぶ鉄道敷設の構想は、明治二十八年六月浜松商業会議所の発議によって遠信鉄道の名称のもとに具体化されることになり、やがて遠信鉄道期成同盟会の結成となったが、そのままで終ってしまった。その後三十六年にも浜松商業会議所によって再燃されたが、これも立ち消えとなり、大正十五年には浜松市が遠信鉄道私設案を定めたが実現をみなかった。