中ノ町線

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 ②中ノ町線 浜名郡天神町村馬込と同郡中ノ町村萱場間を結ぶ五・二キロメートルで軌幅二フィート六インチ、明治四十二年三月三日開通、中ノ町線と称した。東海道の路面の一部を利用して敷設された。そして馬込川に鉄橋がかかり四十三年には次頁の表のように板屋町と馬込の両駅間も結ばれ、これによって鹿島線と中ノ町線は完全開通となった。
 起点となった板屋町駅付近は田圃であったが、北田町新道もできて駅前通りに商店がならぶようになり、貨物営業の認可もおりた(明治四十四年には二俣町から周智郡犬居村まで延長の計画を『静岡民友新聞』は報じている)。

中ノ町線試乗の案内状


中ノ町線馬込川鉄橋