自動車交通の発達

502 ~ 502 / 729ページ
 市内の自動車交通も大正後半期から昭和へかけて発達してきた(昭和二年一四八台が三年には三〇〇台を突破―『浜松新聞』)。そのため「交通事故防止デー」などが設けられたが(昭和二年交通事故一〇一件中五〇件は自動車であった『浜松警察の百年』)、タクシーの発達、バス・トラックの増加による交通事故は増えるのみで、五年には浜松警察署は自動車営業者百五十名を集めて警告を発するほどであった。