遠江二葉会

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 遠江二葉会 子供に宗教的修養を身につけさせるために明治四十二年二月信行杜の袴田五平が高村栄蔵・平松実らとともに創めた団体であった。【少林寺】本部は高林の少林寺におき、会費は村の有志の寄付金でまかなった。【仏教童話】大正から昭和へかけて日曜日に仏教童話や映画会を助信の善信寺をはじめ玄忠寺・法林寺・教興寺・万福寺・新町庚申堂の各寺院で開き、その範囲も曳馬村・蒲村に及んだ。蒲村二葉会は大正三年創立され、昭和十四年当時は第一日曜(上新屋・丸塚)、第二日曜(大蒲・下・宮竹)、第三日曜(神立・将監名・植松)の順に、各字寺院で午前中に誦経・講話・紙芝居を行なっている(『遠江二葉会要覧』)。