日赤浜松病院 遠州病院 聖隷保養農園

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 以上の他に市民の要望と市長の要請を受けて昭和十三年三月高林町に開所した日本赤十字社静岡支部浜松診療所(昭和十四年浜松療院、二十年四月から浜松赤十字病院となり、戦災にあわなかった唯一の公的病院として戦災患者の収容と治療に全力をあげた)、県西部の産業組合組織連合により昭和十三年十月常盤町一〇〇番地に開設された保証責任医療利用組合連合会遠州病院(設立当時内科をはじめ八科、医師一〇名、病床一一三床)、昭和五年に結核青年救済のため数名のキリスト教徒の青年たちによって始められた愛耕園住宅の病棟化が出発点となり、十二年三方原に建設された聖隷保養農園などがあった。
 
(表)戦争前に設立された主な医療機関
医療機関名位置設立年
県立浜松鴨江病院鴨江町大正2年
市立浜松病院鴨江町大正4年
浜松市実費診療所鴨江町大正13年
浜松陸軍病院(衛戍病院)追分町昭和3年
日赤浜松病院高林町昭和13年
遠州病院常盤町昭和13年
静岡県浜松保健所下池川町昭和14年
名古屋鉄道局浜松鉄道診療所砂山町
名古屋鉄道局浜松西鉄道診療所東伊場町
浜松簡易保険健康相談所田町