遊廓 検番

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 歓楽街には、大正十一年に旅籠・伝馬から鴨江に移転の二葉遊廓、また市の中央部の千歳町(後道)や肴町をはじめ、市の東部工業地帯の天神町方面、また全国産業博覧会の開催後発展してきた元浜町には芸妓屋も多く、それぞれ検番が設けられ、花柳の巷として賑わった。純白なエプロン姿の女給のサービスぶりが芸妓とはまた別の味で、そのころ流行しはじめたバーとかカフェーで人気を呼んだのも、大正の末年ごろからであった。