家庭の不幸

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 【夭折】この間に次女三弥子(大正六年生、信州松原に在住)、三女弥誉栄(やよえ)(大正十年生、昭和十年没)、三男三弥(かずや)(大正十三年生、昭和十二年没)、四男直弥(大正十五年生、昭和十六年没)、五男節弥(昭和四年生、同七年没)がつぎつぎに生まれたが夭折するものが多かった。【病気】つぎ一家を襲ったのは胸部の疾患であった。【失職】また弥三郎も大正十二年失職、つぎ自身も十三年(三十五歳)ごろから健康がすぐれなかった。