目次
/
第四章 市制の施行と進む近代化
/
第七節 文化
/
第四項 短歌
/
加藤雪腸の短歌運動
歌人の往来
582 ~ 582 / 729ページ
歌人の往来もしきりで十三年夏には花田比露思、十四年九月には石原純(いずれも斎藤義雄の招聘)が来浜している。けだし大正期における浜松短歌運動の全盛時代で、そのあいだ絶えず指導的地位にあった雪腸が、十四年俳句運動に没頭するようになると諸流派が台頭しはじめる。