目次
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第五章 太平洋戦争と浜松
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第一節 戦時体制下の浜松
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第二項 全市をあげて戦力充実へ
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統制経済の進行と産業の両編成
国家総動員法
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満州事変が起ると織物業を主軸とする浜松地方の産業は不況を払拭し好況を迎えたことは前述したが、日中戦争が勃発すると軍需産業の充実が急がれ織物業のような平和産業は抑圧されることになり、つづく国家総動員法の公布(昭和十三年四月)によって統制生産へ転換を迫られることになった。