空襲回数

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 【二七回】これより二十年一月に三回、二月に六回、三月一回、四月二回、五月四回、六月四回、七月五回、八月一回と浜松が受けた空襲は二十七回に達した。なかでも被害が大きかったのは二月十五日、四月三十日、五月十九日、六月十八日と七月二十九日(艦砲攻撃)などであった。爆弾や砲弾ばかりでなく、しばしば機銃掃射や空から投下の魚雷攻撃を受け、襲来機数も五十機以上が三回、しかも多いときは二百機を算した。こうしてわずか一年たらずのあいだに浜松市の中心部は壊滅的な打撃を受けたのであった(浜松市役所発行『浜松戦災復興誌』)。つぎに、これを月別に記してみよう(「浜松市空襲と罹災状況」表参照)。