戦災地復興計画基本方針

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【臨時建設部】
 浜松市が臨時建設部を置いて復興計画を立てようとしていたころ、国も昭和二十年十一月五日に戦災復興院を設置して、全国の戦災都市の復興についての基本方針を検討し始めた。そして、昭和二十年十二月三十日に幣原内閣は戦災地復興計画基本方針を閣議決定した。浜松市はこれに基づいて復興計画の中間報告ともいうべき「戦災都市復興計画世論調査回答書」を作成し戦災復興院に提出した。これが、昭和二十一年一月十六日付の『静岡新聞』に掲載された。それによると概略は左記の通りである。