[社会教育委員]

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【社会教育委員】
 社会教育委員は戦前にもあったが、昭和二十四年の社会教育法の施行に伴い、浜松市は翌二十五年二月から社会教育委員を置くことにした。委員の定数は二十人で任期は二年、報酬はなく費用弁償のみであった。社会教育委員の仕事は、民間の立場から社会教育全般について市に意見を反映させることであった。この時任命された二十人の顔触れは小・中・高校の校長をはじめ、三輪信一、山内泉、林ひで、内田六郎など各界を代表する人物であった。このうち、山内や内田らは後の浜松市立図書館の建設や運営に大きな働きをすることになる。