目次
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第二章 復興への努力と民主主義
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第六節 交通・通信
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第二項 遠州鉄道と浜松鉄道
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一 二俣電車線の被害と復旧
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全線復旧と新車の導入
[全線復旧と新車の導入]
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【本社ビルでの業務再開】
昭和二十一年六月一日に本社ビルがようやく応急修理を終えると、本社が西鹿島から戻って復興計画遂行の拠点となった。後述する浜松鉄道との合併直後の翌年六月一日には旭町─遠州浜松間が復旧した。これにより、戦後初めて一八・六キロメートル全線の運行が可能になった。さらに車両会社が生産を再開すると、遠鉄は昭和二十三年に一挙に電車四両(二編成)を新造し、輸送力の強化を図った。