[天皇行幸による道路復旧]

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 こうしたなか、浜松大空襲からちょうど一年後の昭和二十一年六月十八日、浜松地方の戦災状況ならびに復興状況視察のため、昭和天皇が前日の静岡に続いて浜松を訪問された。直ちに、自動車で市役所、名古屋鉄道局浜松工機部、北国民学校(現北小学校)の仮校舎、日本楽器製造株式会社、二俣町西鹿島の浜名用水取水口などを精力的に視察、市民の大歓迎を受けた。天皇訪問に際しては予定地の実地踏査、道路修理、予行演習等が行われ、通過が予定される道路の沿線や訪問予定地周辺の住民は自発的に清掃活動を行うなどして昭和天皇一行の迎え入れ準備をした。