医療救護情況

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 「医療救護情況」の項目では、六月十八日・二十日・七月三日における八カ所の患者収容所に収容した重傷患者数を記録し、医療班が巡回・治療した。事情は不明であるが、城北・曳馬・八幡の各国民学校と西遠高等女学校、中部配電浜松営業所の患者は六月二十二日に鴨江国民学校に移し、陸軍病院収容の患者は鴨江国民学校と遠州病院貴布祢分院に収容している。また、医療班の活動状況として、救護班を組織し、市営バス一台に医療薬品を満載して巡回したこと、また、浜松・新居・気賀・磐田・二俣・森・掛川・堀之内・金谷の各警察署管内の医療救護班を出動させたことを述べ、六月十八日から七月三日までの間の医師・歯科医・看護婦・保健婦・助産婦・衛生係の出動状況一覧表を記録している。