目次
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第二章 復興への努力と民主主義
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第八節 医療・厚生
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第一項 敗戦前後の医療・厚生体制
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病院再興と新設
浜松赤十字病院
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他方、「わが浜松市の徹底的潰滅の日」と形容された環境の中でも、刮目(かつもく)すべき市民への医療救護活動があった。それは『浜松市医師会史』(平成八年三月刊)にみえる各医療機関のうちでも、とりわけ戦時中に疎開しなかった浜松赤十字病院(昭和十三年三月に日本赤十字社静岡支部浜松診療所が開設され、十四年七月に日本赤十字社浜松療院、二十年四月に浜松赤十字病院と改称)の記事である。それ故に戦災救護の状況を生々しく伝えているのである。