[浜松市役所の増築]

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【浜松市役所】
 浜松市は昭和二十九年度以降、周辺十二カ町村との合併に伴う事務量の増加で市吏員数も増えて、従来の庁舎では手狭となった。このため、延べ三千四百二十二平方メートルを増築、全体で一万一千平方メートルを超す規模となり、庁舎全体を上空から見下ろすと、増築前のL字型からP字型になった。落成式は昭和三十四年二月七日、この年の五月より平山市政が始まるため、庁舎の増築は岩崎市政最後の事業となった。