[火災防止推進本部]

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【火災防止推進本部】
 昭和三十三年、市内の自治会連合会などにより設置された町を住みよくする会の事業の一環として、火災防止推進本部が設けられ、市民のために火災予防の普及と啓発及び防火モラルの高揚に努めることになった。火災防止推進本部の実践活動には次のようなものがあった。その一つは防火意識高揚のため、毎年一回全市民を対象に防火作品展を開催し、優秀な作品の展示や入賞者を表彰すること、二つ目は主要道路の沿線で人の目に付きやすい場所に防火標語を書いた防火立て看板を設置すること、三つ目は市内のバス停や主要な場所にタバコの吸いがら入れを置くことであった。こうして〝防火都市浜松〟を築くために官民挙げて立ち上がった。