野球

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【甲子園】
 野球では浜松商業高等学校が昭和二十五年の夏の静岡県大会で優勝、当時は山梨県と静岡県の二県で一校しか甲子園の大会に出場できなかったため、静岡・山梨の二校ずつが出場して行われた山静大会に出場、ここでも優勝して、初めて夏の甲子園大会に出場した。一回戦では別府高校に十一対十で勝ち、甲子園で一勝を挙げたが、二回戦では若狭高校に延長戦で敗れた。昭和二十八年になってまた浜松の高校が甲子園に出場した。昭和二十七年秋の東海四県大会で優勝した浜松北高等学校は、翌年二月に春の甲子園の選抜大会に出場することが決まった。そして四月一日に兵庫県の育英高校と対戦したが、惜しくも三対一で敗れた。

図3-29 浜松商業高等学校の甲子園初出場