【浜松市スポーツ祭】
昭和二十二年(一九四七)に開催された浜松市体育大会は、後に浜松市スポーツ祭と改称、年々大きな大会になった。昭和三十三年は文化の日を中心に、小学生から一般まで多くの市民が参加して行われた。競技種目は、小学生以上が参加できるものがサッカー・体操・剣道・バレーボール・陸上競技、中学生以上はバスケットボール・ソフトボール・軟式庭球・柔道・卓球・軟式野球、高校生以上は弓道・ラグビーフットボール・バトミントン・自転車・ウエイトリフティング・ボートレースで、合計十七にも及んだ。種目によっては個人でも申し込みが出来た。このスポーツ祭は「スポーツを通じて自由と平和を愛する精神をはぐくむため全市民を対象に計画されたもの」であった。