【駅伝競争大会】
浜松・二俣間のマラソン大会は戦前から行われていたようで、スタートは二俣町役場、ゴールは松菱百貨店前ということもあって、沿道での声援が大きかった。距離は二十二キロで、高校生と一般の部に分かれていた。昭和二十七年一月の第八回大会での優勝タイムは高校生・一般とも一時間十七分台であった。昭和二十四年二月には浜松・静岡間で大学・高専九校による駅伝競争大会が始まった。これは昭和二十八年から実業団などの一般チームも参加するようになり、昭和三十一年二月に行われた大会では、大学は日大三島、一般は大昭和製紙が優勝した。大昭和製紙の記録は四時間四十四分台、日大三島は五時間四分台であった。