篠原のタマネギ

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 タマネギの栽培は、明治四十四年(一九一一)愛知県より篠原村へ導入されたが、地元ではあまり売れなかった。大正十年に篠原村農会により特産化が図られ、昭和十七年には村全体に広がり、約百三十ヘクタールでタマネギの栽培が行われていた。しかし、戦後一時期、栽培面積が減少するが、昭和二十二年には農林大臣から特産地指定を受けた。