[電電公社発足]

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【第二次五カ年計画 浜松電報局】
 昭和二十七年七月三十一日、日本電信電話公社法が成立、翌八月一日に電気通信省は廃止されて、電信や電話などの業務は日本電信電話公社に移行し、独立採算の公共企業体としてスタートした。同公社は、昭和二十八年度を初年度とする第一次五カ年計画(二十八年度~三十二年度)、続いて第二次五カ年計画(三十三年度~三十七年度)を立案し、電信・電話拡充計画を本格的にスタートさせた。この五カ年計画の波に乗って浜松の電話増設・改式計画、電話局の新設等がようやく進められることになった。こうしたなか、浜松電報局は二十九年九月に新局舎(板屋町百十三の一)を建設、浜松郵便局内から移転して、独自の建物で営業を再開した。