[市民相談室と一日市役所]

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【市民相談室】
 市政を市民生活により密着したものにするため、平山市長は市民相談室の設置を企画課に指示、これまでの案内所を昇格させて昭和三十四年(一九五九)七月二十一日に広報課の中(市役所一階東南角)に市民相談室を開設した。ここでは庁内の案内のほか、道路の改修や工場の騒音問題などの苦情も受け付けるようになった。
 
【一日市役所】
 平山市政が三期目に入った昭和四十三年(一九六八)六月十三日、初めての一日市役所が篠原地区で開催された。会場となった浜松西農協篠原支所には地元の二百人近い人たちと、市からは市長、助役、収入役と全部長が出席した。この一日市役所では交通、排水、衛生、公民館の設置などあらゆる面にわたって質疑応答が交わされた。一日市役所はこの後も各地で開催され、ここで出された問題点のうち解決されたものも多かった。