【浜松国際交流協会】
浜松には伝統ある三大産業があり、貿易などを通じて国際交流が盛んであった。今後なお一層の国際交流を図り、経済分野だけでなく、学術や文化等の方面でも交流を進め、国際化へのまちづくりを進めようと、民間活力の先導の下に設立されたのが浜松国際交流協会であった。浜松商工会議所や浜松青年会議所、浜松ユネスコ協会、学識経験者などが集まり任意団体としての浜松国際交流協会が設立されたのは昭和五十七年十二月十七日であった。協会の事務局は浜松商工会議所に置き、ホームステイやホームビジット、語学講座、国際交流フェア、国際資料コーナー(中央図書館内)の設置、ボランティア通訳などの事業が活発に行われた。
平成の時代に入るとブラジル人が急増し、浜松国際交流協会(略称はHICE)は大きく発展し、その活動は目を見張るものがあった。