相互応援協定

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 これを参考として浜松市の幼年消防クラブは昭和五十七年八月に結成された。結成の狙いは、火災原因の中で子供の火遊びによる火災が多く、特にそのほとんどが幼児の火遊びによって発生している現況から幼年期において、正しい火の取り扱いに対するしつけと消防の仕事を理解させることにより、火遊びなどの撲滅を図るとともに将来の成果を期待してのことであった。同六十一年度には、私立幼稚園三十一園、一万一千五百三名、指導者七十六名により、花火教室の開催および消防署の見学など火災予防について勉強を行い、成果を上げていた(『消防年報』昭和六十一年版)。