【浜松市立高等看護学院 浜松市立看護専門学校】
浜松市は看護婦不足の対策として昭和四十九年四月に浜松市立高等看護学院を開校、三年課程で看護婦養成に乗り出した。同五十年には二年課程を併設、同五十一年には県西部浜松医療センターに隣接して建てられた新校舎に移り、同病院を実習病院として近代医学に対応できる看護教育に乗り出した。この学院は専修学校設置の認可を受け、同五十一年十月から浜松市立看護専門学校となった。看護学校の実習施設は時代により変わるものだが、昭和五十九年頃は県西部浜松医療センターなどの病院のほか、浜松市保健所、富塚幼稚園、佐鳴台保育園など多岐にわたり、様々な体験実習を積んでいた。
【浜松市医師会看護高等専修学校】
浜松市医師会の准看護婦養成所は昭和四十三年に浜松市医師会附属准看護学院と改称、さらに専修学校の認可を受けて昭和五十八年四月にはこれまでの学院を廃止、新たに浜松市医師会看護高等専修学校を発足させた。この年には新校舎が完成し、近代的な施設・設備の中で学べるようになった。
【静岡県厚生連看護専門学校】
静岡県厚生連高等看護学院は昭和五十一年に専修学校の認可を受けて昭和五十二年四月に静岡県厚生連看護専門学校と改称した。学生の増加により校舎や寮の増築、体育館の建設など施設・設備が拡充され、また、同五十七年には初めて男子学生が入学している。