[かわな野外活動センター]

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【浜松市かわな野外活動センター】
 自然に親しみながら野外活動や宿泊訓練を通して健全な青少年の育成を図ろうとこれまでに様々な施設が出来た。浜松に近いところでは昭和三十六年に三ヶ日青年の家、同四十八年に観音山少年自然の家、同五十六年に高校生山の村(後に春野山の村と改称)がいずれも県の施設として誕生した。愛知県民の森が同四十五年にオープンすると市内の多くの学校や社会教育団体も出掛けるようになった。浜松市が独自の社会教育施設を引佐郡引佐町川名の山中に建設し、昭和六十年七月六日にオープンさせたのが浜松市かわな野外活動センターであった。四つのキャンプ場、五棟の宿泊棟、そして本格的な天体観測の出来る天体観測棟などを持ち、また、ハイキング、アスレチック、山菜採りなども楽しめる広大な施設であった。幼稚園・保育園の園児から学校の児童・生徒、子供会、また各種団体などの利用が多かったが、家族でも参加できる自然探訪会など多彩な活動が行われるようになった。