【アイドリングストップ】
バスを優先したまちづくりに対応した新型バスとして、超低床バスの導入に加えて、平成八年四月に低公害乗合バスであるアイドリングストップ機能付バスも導入された。それ以後の新車は全てアイドリングストップ機能付バスとなり、平成十年には全車両でアイドリングストップの実施が開始された。これにより、軽油の使用量が約五%節約され、CO2も約五%削減された。なお、平成十四年六月には、路線バスでは国内初の電気ハイブリッド超低床バスもバスメーカーから貸与を受けて運行を始めた。
【エコドライブ運動】
平成十年十二月からは、エコドライブ運動も展開された。この運動ではアイドリングストップを含め、急加速・急発進を控える運動を全社で実施して、二酸化炭素の削減、軽油の消費節減に努めた。この結果、燃費向上率約十%を達成し、平成十二年三月には交通エコモ財団主催のエコドライブコンテストの旅客自動車部門で運輸大臣賞を受賞した。