郵便事業の合理化

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 一方、郵便事業の合理化を進めるため郵便の機械化や事業の再編も進んだ。例えば、浜松西郵便局では、既にコンピュータで郵便を消印して区分けする郵便物自動選別取りそろえ機、郵便番号自動読み取り区分機、小包区分機の機械が稼働していた。また、同郵便局は、平成六年十一月には、県内の他局に先立って集荷サービスセンターをオープンさせた。同センターは、それまで市内の各集配郵便局が管内で行ってきた集荷を、一括して集荷することにより業務の迅速化を図った。
 
【郵便番号】
 郵便業務合理化の一環として、平成十年二月二日から郵便番号が三桁および五桁から七桁に変更されることになった。これに先立ち平成九年十月、浜松西郵便局にコンピュータで郵便番号と宛て先の番地まで読み取り、職員が配達できる段階まで区分けする機能を持つ新型区分機が導入された。新型区分機の導入で職員の手による作業では一時間当たり千~二千通だったのが、三~四万通の区分けが可能となった。