平成十三年一月十六日付の『静岡新聞』には、移譲後一年の赤字経営の状況が報じられている。周辺の大型総合病院の谷間にあって患者数が伸びないという。そのため市の一般財源から企業会計への繰り入れを余儀なくされている(二月補正)。リハビリテーション科、内科、整形外科の平成十二年四月から同年十一月までの三科合わせた一日平均の入院患者数(延べ人数)は百人、外来患者は八十七人。このうちリハビリテーション科は、入院患者三十三人、外来患者九人。当初の想定患者数は三科で入院患者百二十二人、外来患者二百三十二人であった。このため開院した平成十一年十二月から十二年三月までの十一年度は、約一億二千七百万円の赤字であったという。