春野町史 通史編 上巻『春野町史 通史編 上巻』

 春野町 平成九年



 
  【第一編】   第一章  第二章  第三章  第四章  第五章
  【第二編】   第一章  第二章  第三章  第四章
  【第三編】   第一章  第二章  第三章  第四章  第五章  第六章
 


目次■■ ページ  画像 
目次■■■■
口絵■■■■
■■■■
凡例■■■■
  
第一編 原始古代の春野■■■■■■
■■第一章 旧石器時代の春野■■3
■■■■第一節 モチクイド遺跡と後期旧石器文化■■3
■■■■■■一 モチクイド遺跡の人々■■3
■■■■■■二 現代につながる後期旧石器文化■■11
■■■■第二節 最古の狩人たちの暮らし■■21
■■■■■■一 人々をとりまく自然環境■■21
■■■■■■二 集落(ムラ)と衣・食・住■■28
■■■■■■三 遺跡群が語るもの■■35
  
■■第二章 縄文時代の春野■■43
■■■■第一節 縄文土器と時期区分■■43
■■■■■■一 縄文時代研究史■■43
■■■■■■二 縄文文化の誕生とその移り変わり■■48
■■■■第二節 縄文人の暮らし■■63
■■■■■■一 多様な生業活動■■63
■■■■■■二 衣・食・住■■74
■■■■■■三 埋葬・儀礼・祭り■■79
■■■■第三節 縄文の集落と社会■■87
■■■■■■一 縄文社会の基礎単位■■87
■■■■■■二 春野町域における遺跡群とネットワーク■■90
  
■■第三章 弥生時代の春野■■103
■■■■第一節 山間地の弥生文化■■103
■■■■■■一 縄文時代から弥生時代へ■■103
■■■■■■二 春野町域の弥生文化とその特質■■109
  
■■第四章 古墳時代の春野■■115
■■■■第一節 古墳時代の概観■■115
■■■■■■一 古墳の出現とその意義■■115
■■■■■■二 前期・中期・後期古墳■■117
■■■■第二節 春野町域の古墳文化■■123
■■■■■■一 遺跡の分布と生業■■123
■■■■■■二 サルマ古墳と仇山古墳群■■126
  
■■第五章 律令制下の春野町域■■137
■■■■第一節 律令制の導入■■137
■■■■■■一 国郡制の成立と北遠地方■■137
■■■■第二節 山香郡の成立■■144
■■■■■■一 山香郡成立の背景■■144
■■■■■■二 山香郡の構造■■150
■■■■■■三 山香郡内の郷■■155
■■■■第三節 開発の進展と影響■■163
■■■■■■一 貢納品の生産■■163
■■■■■■二 北遠地方における庄園の形成■■170
■■■■第四節 地域の信仰■■174
■■■■■■一 神々の信仰■■174
■■■■■■二 秋葉山の伝承■■178
  
第二編 中世の春野■■■■■■
■■第一章 山香庄と天野氏■■187
■■■■序節 源頼朝と天野遠景■■187
■■■■■■一 源頼朝の挙兵■■187
■■■■■■二 鎌倉幕府の成立■■197
■■■■■■三 鎮西奉行天野遠景■■206
■■■■第一節 長講堂領山香庄の発展■■217
■■■■■■一 伝領の経緯■■217
■■■■■■二 山香庄の社会■■219
■■■■第二節 天野氏の山香庄入部■■227
■■■■■■一 承久の乱■■227
■■■■■■二 守護・地頭職の拝領■■235
■■■■■■三 天野政景子息の活躍■■240
■■■■第三節 天野氏の在地領主化■■245
■■■■■■一 執権政治の展開■■245
■■■■■■二 霜月騒動と天野氏■■250
■■■■■■三 所領分割と在地領主化■■253
■■■■第四節 鎌倉幕府の滅亡■■260
■■■■■■一 幕政の腐敗と倒幕計画■■260
■■■■■■二 鎌倉合戦■■262
  
■■第二章 北遠地方と南北朝の内乱■■265
■■■■第一節 建武の新政■■265
■■■■■■一 後醍醐天皇の親政■■265
■■■■■■二 当知行の安堵■■268
■■■■第二節 新政の崩壊と南北朝の内乱■■271
■■■■■■一 足利尊氏と天野氏■■271
■■■■■■二 宗良親王と気多城■■276
■■■■■■三 観応の擾乱と天野氏■■283
■■■■第三節 山里の信仰■■289
■■■■■■一 いぬい八か村と熊野信仰■■289
■■■■■■二 大般若経と気多郷円満寺■■293
  
■■第三章 守護領国制と国人天野氏■■301
■■■■第一節 室町幕府の成立と発展■■301
■■■■■■一 花の御所と南北朝の合体■■301
■■■■■■二 遠江守護今川氏と天野氏■■305
■■■■第二節 山香庄の崩壊■■311
■■■■■■一 遠江守護斯波氏の分国支配■■311
■■■■■■二 山香庄の解体■■314
■■■■第三節 山のくらしと信仰■■316
■■■■■■一 大時八坂神社の鰐口と神像■■316
■■■■■■二 京丸藤原氏■■319
  
■■第四章 戦国大名と天野氏の動向■■331
■■■■第一節 応仁・文明の乱■■331
■■■■■■一 管領細川氏と天野氏■■331
■■■■■■二 駿河守護今川義忠の遠江攻略■■335
■■■■第二節 今川氏親・氏輝と天野氏■■337
■■■■■■一 今川氏親の遠江経営■■337
■■■■■■二 今川氏親の遠江検地■■341
■■■■■■三 今川氏輝の北遠支配■■344
■■■■第三節 今川義元と天野氏■■348
■■■■■■一 天野氏の軍忠と帰順■■348
■■■■■■二 犬居三か村定書■■351
■■■■■■三 犬居三か村における寄親寄子制■■353
■■■■■■四 東西の陣労■■357
■■■■■■五 惣領景泰と被官百姓の確執■■367
■■■■■■六 桶狭間の戦い■■370
■■■■第四節 今川氏の衰亡と天野宮内右衛門尉■■373
■■■■■■一 遠州総劇■■373
■■■■■■二 寄親天野藤秀とその同心たち■■375
■■■■■■三 氏真の没落と天野氏の動向■■379
■■■■第五節 武田・徳川の相剋と犬居山中の動静■■383
■■■■■■一 三方ヶ原の戦い■■383
■■■■■■二 武田勝頼の遠江攻略■■386
■■■■■■三 天正二年の犬居攻防■■390
■■■■■■四 長篠の戦い■■398
■■■■■■五 天野氏の犬居退去■■401
■■■■第六節 戦国の村々と人々の信仰■■409
■■■■■■一 人々のくらしと茶の栽培■■409
■■■■■■二 天野氏菩提寺瑞雲院と山中寺庵■■415
■■■■■■三 村の神々■■421
  
第三編 近世の春野■■■■■■
■■第一章 幕藩制社会への移行のなかで■■433
■■■■第一節 徳川氏の領国支配■■433
■■■■第二節 豊臣政権期の犬居領■■441
■■■■第三節 幕藩体制の成立と犬居領■■452
■■■■第四節 慶長九年検地と永高制■■460
  
■■第二章 近世村落の確立と犬居領■■473
■■■■第一節 「領」支配の展開と犬居領■■473
■■■■第二節 土豪百姓と村方騒動■■487
■■■■第三節 寛文総検地と近世村落の確立■■496
■■■■第四節 年貢収取と小物成■■516
  
■■第三章 支配の変遷と村の変容■■537
■■■■第一節 幕領と掛川藩領■■537
■■■■第二節 村役人制度と村方騒動■■546
■■■■第三節 凶作・飢饉の発生と対応■■558
■■■■第四節 徴租法の変化と年貢の変遷■■563
  
■■第四章 山地の利用と林業・椎茸・茶■■573
■■■■第一節 山地利用と山論■■573
■■■■■■一 山地利用と焼畑■■573
■■■■■■二 山地売買と山境論■■579
■■■■■■三 近世前期村落間紛争と山論■■584
■■■■第二節 江戸幕府の林野支配■■588
■■■■■■一 江戸幕府の林野管理と山地■■588
■■■■■■二 高外地支配政策と小物成徴収■■592
■■■■第三節 山地利用の多角化■■599
■■■■■■一 幕府造林政策と育成林業の展開■■599
■■■■■■二 椎茸栽培の導入と普及■■602
■■■■第四節 茶生産の発展と茶一件■■606
  
■■第五章 信仰と文化■■611
■■■■第一節 秋葉山と秋葉信仰■■611
■■■■■■一 近世の秋葉山■■611
■■■■■■二 秋葉信仰■■618
■■■■■■三 秋葉山道■■637
■■■■第二節 村々の寺社■■648
■■■■■■一 本末制度と寺請制度■■648
■■■■■■二 社・小祀・小堂■■659
■■■■■■三 さまざまな信仰■■669
■■■■第三節 村の文化と娯楽■■677
■■■■■■一 庶民教育■■677
■■■■■■二 国学・俳諧■■681
■■■■■■三 医者■■687
■■■■■■四 娯楽と旅■■690
  
■■第六章 幕末期の情勢と村々■■699
■■■■第一節 天保の飢饉と御料所改革■■699
■■■■第二節 村方騒動と百姓一揆■■710
■■■■第三節 開国から維新へ■■724
  
参考文献一覧表■■731
あとがき■■741
資料提供(協力)者名簿■■743
関係者名簿■■745