しかし、與資平(よしへい)が設計(せっけい)した丈夫な建物(たてもの)の一部は今も残っています。
さあ、與資平先生(よしへいせんせい)と一緒(いっしょ)に名建築(けんちく)と言われるひみつを探(さが)してみましょう!
浜松(はままつ)ではじめての本格的鉄筋(ほんかくてきてっきん)コンクリートの建物(たてもの)で、正面4本の柱の上には鳩(はと)が飾(かざ)られていました。
浜松市民(はままつしみん)の自慢(じまん)の建物(たてもの)でしたが、昭和61年(1986年)に惜(お)しまれながら解体(かいたい)されました。
與資平(よしへい)が手がけた公会堂(こうかいどう)の中でも傑作(けっさく)と言われている。
左右のドームには美しいモザイクと、存在感(そんざいかん)のある鷲(わし)の彫刻(ちょうこく)があしらわれ、重厚(じゅうこう)な雰囲気(ふんいき)となっている。
今の静岡銀行浜松営業部本館(しずおかぎんこうはままつえいぎょうぶほんかん)。
正面のギリシャ神殿風(しんでんふう)の円い柱が特徴(とくちょう)。
石造(いしづく)りのように見えますが、鉄骨鉄筋コンクリート造(てっこつてっきんコンクリートづく)りという丈夫(じょうぶ)な建物(たてもの)です。
平成17年(2005年)浜松市指定文化財(はままつししていぶんかざい)となりました。
スペイン風のデザインと白い外壁(がいへき)が印象的(いんしょうてき)な建物(たてもの)。
裏表紙(うらびょうし)に詳(くわ)しい説明(せつめい)があります。
スペイン風デザインで、特徴(とくちょう)は青いドーム。
各所(かくしょ)に細かい飾(かざ)りがつけられています。
平成8年(1996年)、国の登録有形文化財(とうろくゆうけいぶんかざい)に登録(とうろく)された建物(たてもの)の1つです。
静岡銀行本店(しずおかぎんこうほんてん)として今も使われている歴史的(れきしてき)な建物(たてもの)です。ギリシャの神殿(しんでん)を思わせるデザインです。
平成13年(2001年)、国の登録有形文化財(とうろくゆうけいぶんかざい)に登録(とうろく)されました。静岡市役所(しずおかしやくしょ)と違(ちが)い飾(かざ)りは少なく、左右対称(たいしょう)の直線的(ちょくせんてき)なデザインです。