目次
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遺物編
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コラム
沓石 くついし
51 ~ / 109ページ
所在地 東広島市西条上市町(酒泉館敷地内)
形 状 花崗岩 高さ三一cm 直径二二cm
概 要 日本酒の発酵作業では、大きなタンクを使うが、適温を保つことが求められる。タンクを地面に直接据えると、地熱が伝わるので、タンクを浮かせる必要がある。
このとき活躍したのが
沓石
である。かつては石を円柱状に加工して使っていたが、今日ではセメント製に変わっている。
使われなくなった
沓石
は今では庭の踏石や装飾石として活用されている。
庭の飾りに生き返った
沓石
タンクを支えるセメント製の
沓石