目次
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遺物編
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第3章 土木・建築
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4 城塁
八条原城跡城塁 はちじょうばらじょうあとじょうるい
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所在地 東広島市志和町志和西
年 代 明治元年(1868)
形 状 花崗岩 高さ九〇cm 幅六〇cm 長さ約二六〇m
概 要 八条原の周囲、四方に構築。周辺の村々から
城塁
用の自然石が持ちこまれ、その多くは手で持てる大きさのもので、幕末期、広島藩は広島城下を戦禍から守るためにこの地に隠れ城をつくった。
これが通称八条原城である。この城は高い
石垣
は築かないで小さい石を積み上げたものであった。
城の規模は260m四方で城内には藩主の屋敷、政治堂、米蔵、兵舎などがおかれた。
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八条原城跡城塁
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