④消防団の活動

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 東広島市(ひがしひろしまし)消防団(しょうぼうだん)は,町ごとに方面隊(ほうめんたい)(西条町は2方面隊)を設置(せっち)しています。団員は,全部で1,637人(平成27年4月1日現在)です。消防団の人たちは,ふだんは自分の仕事(しごと)をしながら,地域(ちいき)の安全(あんぜん)なくらしを守(まも)るために活動(かつどう)しています。
消防団(しょうぼうだん)の任務(にんむ)は,消防署(しょうぼうしょ)とともに地域の人々を災害(さいがい)(火災(かさい),風水害(ふうすいがい),地震(じしん)など)から守ることです。
 また,行方(ゆくえ)が分からなくなった人の捜索活動(そうさくかつどう)をしたり,火災予防活動を行ったりしています。地域行事(ちいきぎょうじ)へ参加することもあり,消防団が地域ではたす役割はとても大きなものとなっています。
 

東広島市消防出初式(でぞめしき)

【消防団員の話】
 わたしたちは,ふだんは仕事をしながら,出動命令が出たときに,消防団員として任務にあたっています。
 危険なこともあるので,団員が一つになって活動できるように,訓練もしています。
 火事の時には,消防署といっしょに消火したり,火が確実に消えるまで現場に残ったりしています。また,人がいなくなったときや大雨などの災害から人々を守るための仕事を行っています。
 地域の人々の役に立つことをしたいという思いで活動しています。


出初式に集まった消防団の消防車

 消防署の人以外にも,ぼくたちの地域の安全を守ってくれる人がいるのかな。

 火事を起こさないために,わたしたちができることを考えましょう。
○火遊びをぜったいにしない。
○火遊びをしている人がいたら,やめさせる。
○ストーブやガスコンロなどの火を使う場所のそばに,燃えやすいものがないか確かめて使うようにする。
○もし火事が起こった時は,119番通報ができるようにしておく。
○火事を防ぐためのしせつやせつびを知っておく。