万葉陶壁(まんようとうへき)

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 平成2年(1990)10月9日、風早の祝詞山八幡神社境内(のりとやまはちまんじんじゃけいだい)の万葉歌碑南側に設置(せっち)されました。【縦(たて)3.6メートル 横5.4メートル】
 この事業は、ふるさと創生(そうせい)1億円を活用した「まちづくり推進(すいしん)事業補助金(ほじょきん)」を受け、祝詞山八幡神社が設置したものです。
 制作は財満 進(ざいま すすむ)氏(風早 風陣窯(ふうじんがま))で、遣新羅使(しらぎし)一行が風早に船泊(ふなど)まりした際(さい)に詠(よ)んだ歌をイメージし、陶壁の左上には都に残(のこ)る妻(つま)、中央には遣新羅使船(けんしらぎしせん)の浮かぶ三津湾(わん)に衣冠束帯姿(いかんそくたいすがた)の夫が立っており、足元にはアジサイ、テッセン、ユリの花やビワの実などが描かれています。
 
【万葉歌碑と万葉陶壁】