美しい瀬戸内の自然と万葉人の心とをうけついできた わが安芸津町。
私達にとって かけがえのないこのふるさとを未来にむかって 個性豊かに活き活きと潤(うるお)いのある町にするために この町民憲章をつくります。
一、自然を愛し、美しい町をつくりましょう。
一、人々を愛し、平和な町をつくりましょう。
一、仕事に励み、豊かな町をつくりましょう。
一、伝統に学び、文化の町をつくりましょう。
一、希望に溢(あふ)れ、連帯の町をつくりましょう。
私達にとって かけがえのないこのふるさとを未来にむかって 個性豊かに活き活きと潤(うるお)いのある町にするために この町民憲章をつくります。
一、自然を愛し、美しい町をつくりましょう。
一、人々を愛し、平和な町をつくりましょう。
一、仕事に励み、豊かな町をつくりましょう。
一、伝統に学び、文化の町をつくりましょう。
一、希望に溢(あふ)れ、連帯の町をつくりましょう。
町制(ちょうせい)40年に合わせて、昭和63年(1988)3月町民憲章碑は建立(こんりゅう)されました。
憲章文は、昭和60年(1985)2月14日から3月20日までを公募(こうぼ)期間とし、広く町民の意見を聞き、5月16日に民間(みんかん)、町及び町議(ちょうぎ)会の各代表16名による町民憲章等制定(せいてい)委員会を設置(せっち)し、3回の審議(しんぎ)の結果(けっか)、9月定例(ていれい)議会で制定決議されました。
前文に出てくる、安芸津町がうけついできた「万葉人の心」というものについて町民憲章の題字を書かれた矢原大和(やはらだいわ)さんが次のようにお話しくださいました。
『安芸津に残る2首の万葉歌から伝わってくるのは、離(はな)れていてもお互(たが)いを大事に思いふるさとを大切に想う心です。
この心は 男女・親子・友達仲間・地域すべてのものに通じるもので、相手のことを思いやり想い合う心、ふるさとを愛する心。
これが万葉人の心ではないでしょうか。』
石碑にたっぷりおさまるよう書かれた文字は、堂々(どうどう)として読みやすく、揺(ゆ)れて流れる瀬戸内の波を思わせる行(ぎょう)書体(しょたい)で書かれています。