国土総合開発の出発

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昭和二十五年五月の国土総合開発法の成立により、国土開発が本格的に出発した。国土開発計画はこうして、地域的な経済計画の中心としての位置を得ていった。この法律は昭和二十八年(一九五三)に一部改正されたが、その内容は、委員に国会議員を加えることや河川についての計画を進めやすくするものであった。