5.浅瀬石川玄武岩Ⅷ)(あせいしがわげんぶがん)

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 村岡・長谷(1990)の命名による。模式地は、黒石市板留(いたどめ)南方の浅瀬石川沿い。黒石市南中野から一ノ渡までの浅瀬石川西岸に分布する。岩相は、緑色変質し暗緑色を呈する玄武岩から成る。大規模な岩床として産するものには、苦鉄質*16斑晶鉱物の沈積による有律な級化成層*17や葉理が見られる。緑泥石から成る杏仁状(きょうじんじょう)*18孔隙(こうげき)が見られることがある。
 備考:小高(1970)の沖浦玄武岩部層に相当する。