7.井戸沢礫層Ⅵ)(いどざわれきそう)

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 小高ほか(1970)の命名による。模式地は、黒石市東部の井戸沢付近。黒石市南中野及び琵琶ノ平付近に分布する。岩相は、安山岩質の角礫ないし亜角礫から成り、基質は凝灰質である。上位の田代平溶結凝灰岩に整合に覆われる。浅瀬石川上流左岸の琵琶ノ平付近では、青荷層の上位にほぼ水平な不整合*20面をもって載っている。層厚は最大4m。