21.貝吹山デイサイトⅧ)(かいふきやまでいさいと)

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 村岡・長谷(1990)の命名による。模式地は、黒石市梨木沢から貝吹山。黒石市落合から虹ノ湖にかけての浅瀬石川西岸及び中野川北岸に分布する。斑晶が少なくガラス質である。大川原付近の岩脈など、比較的新鮮なものは黒色を呈する。しかし、大部分は脱ガラス化や軽微な変質を受け、白色の外観を呈する。
 備考:小高ほか(1970)の板留層及び竹館層に貫入する流紋岩に相当する。