43.栩内川層※Ⅱ)(とちないがわそう)

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 大沢(1962)の命名による。模式地は、相馬村栩内川中流域。弘前地域南部に帯状に分布する。岩相は泥岩を主とし、酸性凝灰岩・砂岩・硬質頁岩・礫岩を挟む。Sagarites (Makiyama) chitanii (MAKIYAMA) と鑑定困難な二枚貝及び巻貝を産する。層厚は150~400m。
 備考:金谷(1949)、岩井(1965)及び北村ほか(1972)の大和沢層にほぼ相当する。